イレウスと卵巣がん繋がり

イレウスと卵巣がんというと、繋がりがなさそうなイメージがあるという人も多いでしょうが、実際には関わりがあるのです。
というのも、卵巣がんを引き起こした人が、イレウスを招くことは珍しい話ではないからです。
どうしてこのようなことが起こるのかというと、外部から腸が卵巣がんによって圧迫されるためです。
腸が卵巣がんによって圧迫されると、腸の狭窄が起こり、そうなると腸の内容物が停滞することになります。
こうなると、肛門のほうへと内容物が動かなくなり、便秘になったり、ガスが排出されなくなるのです。
強烈な腹痛が発生し、腸の内容物の逆流が起こると、嘔吐などの症状が認められるようになります。
イレウスを治すには、食事を摂らないことが前提となるのですが、卵巣がんはひどくなると長く生きることが難しくなるため、食べられないということが非常に苦痛になります。
また、卵巣がんは女性によく起こる病気の類に入るのですが、これだけでも心理面の負担になるのに、イレウスが付随するとなると相当なストレスに繋がります。
そのため、この場合のイレウス治療というのは、QOLをなるべく維持することが重要視されます。
卵巣がんのみならず、開腹手術を受けると腸の癒着を招きやすいので、イレウスの発症リスクが増大します。
卵巣がんに限らず、手術によって開腹したことがあるという人は、そうでない人より食事に気を遣い、なるべくイレウスを避けられるような対策をとりましょう。