イレウスの退院後の暮らし

イレウスは治療が順調にいった場合、1〜2週間くらいで退院することが可能とされています。
また、手術を受けたときには、上記の期間より長くなることが少なくありません。
イレウスを患い入院した場合、はじめに食事制限と点滴を行う形になります。
腸を休息させることで腸の内容物が肛門のほうへと動いていくと、状態は良くなったと判断されます。
スムーズに治療が進むと、3〜4日入院するだけで退院が叶えられるケースもあります。
先述した方法によりイレウスが回復しないときには、チューブを使用する治療方法が選択されるため、退院までの期間は少し長くなるでしょう。
チューブを腸に達するように挿入し、内容物を排出していくことになりますが、これにより腹部膨満が解消されます。
なお、この治療中も食事制限と点滴は継続されるのです。
これでイレウスが改善された場合には、退院することが叶うでしょう。
ただ、退院後の自己管理には気をつけなくてはいけません。
中でも、食生活には十分配慮する必要があります。
というのも、イレウスの手術を受けた場合には、多少なりとも腸の癒着が起こり、イレウスの再発リスクが増大するためです。
なので、退院後はまず、おかゆなどのやわらかいものから摂り始めるのが好ましいでしょう。
食事制限をしたあとなので、胃腸に負担のかからないものを選ぶのが理想的です。
また、なるべく刺激の強いもの、アルコールやカフェインを含有しているものは摂らないようにすることが大切です。
腸にとどまりやすい海藻類や繊維質も摂らないようにし、十分に噛んで消化しやすい状態にすることも欠かせません。