イレウスでの腹水

イレウスを引き起こした場合に、腹水が蓄積されるケースがあります。
この腹水は通常、肝臓疾患で蓄積されるといわれていますが、イレウスを発症したときも、検査をすることにより腹水が判明することがあるのです。
なお、イレウスを引き起こした場合には、普通よりたくさんの腹水が蓄積されるようです。
どうしてかというと、腹水がバランス良く出たり吸収されたりすることができなくなり、余計に腹水が蓄積されるからです。
イレウスにより腸に炎症が認められるときには、腹水が必要以上に出る割合が高く、腸の動きがストップしている場合には、循環が悪化していることから水分の吸収が行われず、腹水が蓄積されやすくなるのです。
イレウスは腹部膨満、便秘といった症状を引き起こします。
このような状態でさらに腹水が蓄積されるようなことになると、腹部の張りがひどくなることに通じます。
腹部の張りがひどくても、腸には内容物が詰まっているわけですから、ガスが排出されることもないのです。
ひたすらイレウスと腹水の蓄積からくる腹部の張りに辛抱しなければならず、このような状態の人はかなり苦しい思いをすることになります。
イレウスはチューブを鼻から挿入し、腸に蓄積された内容物や水分を排出するという治療方法が存在します。
この方法をとることにより、腹部の張りはある程度和らぎます。
また、腹水に対しては、薬を使用することもありますが、腹腔内に管を挿入することで、直に蓄積された腹水を抜き取るやり方が選択される場合もあります。