偽性イレウスとは何か

イレウスの一種として、偽性イレウスというものがあります。
これは、腸に閉塞や狭窄が認められないのに、イレウスと似たような症状が引き起こされるという特徴があります。
症状があることから、手術にまで踏み切ったものの、おかしいところがなく手術を終えたという人もけっこういるとのことです。
イレウスは、腸に食べたものが詰まった状態になるのですが、偽性イレウスの場合は、閉塞などが認められないのに食べたものなどが動かなくなることです。
このことから、腸の内容物が滞り、まるでイレウスかのような症状を引き起こします。
閉塞などがあればそこを手術で処置すればいいのですが、偽性イレウスを引き起こすと手術を処置を施せるようなところが見られません。
そのため、イレウスと比較して治療するのが簡単ではなくなるのです。
本来、腸には食べたものを肛門のほうへと運搬する蠕動運動という作用があります。
偽性イレウスの場合、このはたらきが全く見られなくなったり、かなり機能が落ち込んだことがきっかけとなって引き起こされる病気なのです。
蠕動運動を支配しているのは腸管神経系、それから平滑筋となっています。
そのため、偽性イレウスは神経系のトラブルか蠕動運動を行う平滑筋のトラブルにより招くのです。
ちなみに、どのような治療方法があるのか気になる人もいるのではないでしょうか。
これには内科的なものと外科的なものがありますが、人によっては心療内科の治療も組み合わされるケースもあります。